肝機能を改善し、元気をつくり出す「アラニン」

グリシンは血管を拡張させ、表面体温の上昇を促すことで体内の熱を放出し、体の中心温度を下げます。体は眠りに入ろうとするとき、自然と体の内部の温度を下げるので、グリシンは自然な睡眠を導く効果があります。

グリシンは、皮膚のコラーゲンを生成するアミノ酸のうち約3分の1を占めています。
肌は表面から厚さ約0.01mmの角質層、約0.1mmの表皮層、2~3mmの真皮層に分かれています。コラーゲンは肌の真皮層の大部分を占めており、肌の弾力を支える重要な成分です。グリシンは、そのコラーゲンを構成しているため、肌のハリや弾力を保つのに必要な成分といえます。

グリシンは、脳内神経伝達物質であるセロトニンを増加させることが報告されています。セロトニンは脳内で不足するとうつ症状を引き起こすことが知られています。グリシンがセロトニンを増加させることにより、抗うつ作用を持つと報告されています。